花粉症の薬、飲んだら乗るな?
「どんな薬でも、薬はすべて毒ですよ」という話を聞いたことがあります。
薬というのは効き目があるから薬であって、その効き目の度合いが、ちょうど程がよくて、飲んだAさんの利益になればAさんにとっては薬であり、Bさんが飲んだときに効き目が強すぎて不具合が起きれば、Bさんにしてみたらその薬は毒でしかない、という意味です。
だから誰が飲んでも効き目がないものは、文字通り「毒にも薬にもならない」わけです。
ところで、花粉症とはスギなどの花粉が体内に入り込んだ時、抗体が過剰反応を起こしてアレルギー症状を引き起こす病気です。
その、鼻水や鼻づまりなどのアレルギー症状を引き起こす原因はヒスタミンですが、花粉症の薬というのはそのヒスタミンの活動を押さえ込む、抗ヒスタミン薬です。
ヒスタミンの活動を抑えることで、鼻水などの症状を治めてくれるのはいいのですが、同時に眠気を催すという副作用もあります。
さらに同時にもう一つの副作用として、インペアード・パフォーマンスというものがあります。
これは、抗ヒスタミン薬を飲むと、眠気を催す以外に集中力・判断力・作業能率が低下するのですが、その低下した状態を自覚出来ないという、非常に危険な状態に陥る副作用です。
つまり、眠気と、自覚出来ない集中力の低下の、二つの副作用が起きる事になるわけです。
日常生活の中でこの二つの副作用が起きると危険なことといえば、もちろん自動車の運転ですね。
花粉症の症状自体は命に関わるものではないのに、その薬の副作用はどうかすると非常に危険なものになるという、まさに薬と毒の関係ですから、車を運転する方はお医者様とよく相談して服用して下さいね。
カテゴリ: 対策~薬・医療
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